オン・ザ・ロード:書物から見るカウンターカルチャーの系譜 ビート・ジェネレーション・ブック・カタログ
¥3,850
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監修: 山路 和広(Flying Books) / 出版社:トゥーヴァージンズ / B5判 (257mm×182mm×20mm)/ 272P / ソフトカバー / 2021年 7月発行
ジャック・ケルアックの「オン・ザ・ロード」を最初に手にしたのは大学生の頃だったが、ビート・ジェネレーションなんて言葉も知らなかったぐらいで、文字通り青臭い青春をおくっていたボクには読みこなすことができなかった。この物語が自身の人生に大きな影響を与えたと言っていたボブ・ディランと一緒にファインダーに収まっていたのがアレン・ギンズバーグ だった。「HOWL」には革命家のごとく、熱い言葉が溢れていて、パンクロックが持つ初期衝動のようなものを感じたのだ。そこからボクの終わりがない長い旅は始まるのである——。
1950年代ビート・ジェネレーションの聖典と呼ばれ、後のあらゆる文化に影響を与えてきた『オン・ザ・ロード』。本書は、そのジャック・ケルアックの全著作、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグら貴重なビート文学の初版本、60年代以降のカウンターカルチャーを主題にした書籍やペーパーバック、リトルマガジン、ポスター類等、ビート・ジェネレーションとカウンターカルチャー、初出となる日本の対抗文化における貴重な資料を約1,200点収録したブック・カタログ。本書を手にして、アメリカの激動の時代を ぜひ感じ取って欲しい。