seeing itself 新しい写真のためにfor new photography|ホンマタカシ

¥1,980

詩:ホンマタカシ , デザイン:若林亜希子 / 出版社:torch press / 四六変型判(187mm×125mm) / 168Pモノクロ(うちカラー16P) / ソフトカバー(ブックジャケットなし)/ テキスト:日本語 / 2025年12月発行

写真家・ホンマタカシによる写真と視覚にまつわる思考、実践を横断的にまとめた一冊。「写真とは、まず、ある種の見方だ。それは見ることそれ自体ではない。と、スーザン・ソンタグは書きました。その通りだと思います。でも僕はあえてもう一度、seeing itselfから考えてみたいと思っています」(はじめに)。このソンタグの言葉を皮切りに、著者がこれまでに撮影・制作と並行して長く扱ってきたトピックたち―心理学者ジェームス・J・ギブソンが提唱する「 アフォーダンス」、画像における二重性、中平卓馬についてのある仮説、カメラ・オブスクラ実践について言及し、そこへ作例と実作、そして引用と断章を交えて構成されています。『たのしい写真』(2009年)から約15年を経て、写真を見る・撮ることについての、ホンマの理論・実践・印象が改めて綴られ、日常的で自明だと思われてきた私たちの視覚を一度解体し、新たな余白と揺らぎをもたらします。視覚の時代とも言える今を生きる現代人にとって、私たちが日々見ている世界のリアリティとは何かを再考する契機となる必読の書。

*ホンマタカシ
写真家。1962年、東京都生まれ。1999年『東京郊外』(光琳社出版)で第24回木村伊兵衛写真賞受賞。著書に『たのしい写真よい子のための写真教室』(平凡社、2009年)、『ホンマタカシの換骨奪胎―やってみてわかった!最新映像リテラシー入門―』(新潮社、2018年)など。 近年の作品集に『TOKYO OLYMPIA』(NIEVES、2023年)、『Thirty-six View ofMount Fuji』(MACK、2023年)ほか写真集多数。2023年から2024年にかけては、東京都写真美術館にて個展「即興」を開催。

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