月刊ドライブイン vol.07
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取材・撮影・文・発行人:橋本倫史 / A5判 / 40P / ソフトカバー(ペーパーバック) / 2017年10月発行
戦後のモータリゼーションから生まれた風景として日本に定着し、平成から令和へと時代が移りゆく中で徐々にその姿が消えつつあるドライブイン。全国各地に残るドライブインを訪ねながら、店主へのインタビューやお店の歴史、食事メニューなどを通して「昭和」の風景や記憶を伝える、著者渾身のルポルタージュ。毎号二編ずつ掲載(vol.12の最終号のみ一編)したシリーズ。
【目次】
「採掘のあとに 筑豊・ドライブインかわら」
「きたぐにの冬 青森・わかばドライブイン」
【内容】
今回取り上げるのは、福岡県の筑豊にある「ドライブインかわら」と、青森県十和田市にある「わかばドライブイン」です。
ドライブインというのは、道路を行き交う人々をターゲットに創業されたお店です。つまり、ドライブインのあるその土地の外側からやってくる人々を相手にしていました。しかし、時代が下るにつれて、ドライブインはその土地の人々が訪れる店に変わってゆきます。
今では少しお客さんが減ってしまったドライブインが多い中で、「ドライブインかわら」は今でも多くのお客さんで賑わっています。もう一方の「わかばドライブイン」は、昔に比べるとお客さんは減ってしまいましたが、それでも近くの工場で働く人たちに今でも愛されているお店です。
ドライブインが、その店を営む人たちが、どのように町に馴染んでいったのか。それぞれの家族の歴史を辿りつつ、話を伺いました。