まちで出会ったかわいいあのこ ーまちの文字図鑑・番外編
¥2,200
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著者: うおのめ とるこ・藤本健太郎・松村大輔 / 出版社:大福書林 / B5判変型(178mm×178mm×14mm) / 188P / ソフトカバー / 2022年 7月発行
商店街の看板やのぼり、ネオン、シャッターや窓のステッカー、案内板など、身近な場所にたたずむ「かわいい」キャラクターたち。有名な企業のものでなくとも、その街に暮らす人々には親しみ深い顔を本書では楽しく分類して紹介している。
ほとんど正式な記録として残らない屋外広告だけど、そこには暮らしや文化・世相が反映され、何十年もの間、通り過ぎる人々の目に映る身近なアートだったりする。手描き・アクリル看板が作られ、技術をもつ職人たちが活躍した時代に生み出された、素通りできない「かわいいこ」を日本全国北から南へ記録に走る、著者たちの傑作選。当時を知る製作者たちへの取材レポも必読の一冊です。
*うおのめ とるこ
80年代生まれ。あのまちかど・その店先で笑っている、看板のかわいい子に会いに行きます。出かけた記録はZINEにまとめています。
*藤本健太郎 (ふじもと・けんたろう)
味わい深い「街の文字」との出会いを求め、休みのたびにまだ見ぬ通りへと散歩に出かけるグラフィックデザイナー。その遍歴はタイポグラフィー・エッセイ集『タイポさんぽ』シリーズ(誠文堂新光社)にまとまる。実は文字だけでなく「街のかわいい」も大好き。
*松村大輔 (まつむら・だいすけ)
ブックデザイナー、編集者。街の文字やフォントが好き。出版社パイ インターナショナル所属。のどか制作室という個人の名義でも創作活動を行う。著書に『まちの文字図鑑 よきかなひらがな』『まちの文字図鑑 ヨキカナカタカナ』(大福書林)がある。