小さなユリと|黒田三郎
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著者:黒田三郎:山本善行 / 出版社:夏葉社 / 四六変型判(182mm × 132mm) / 64P / ハードカバー / 2025年 10月25日 第二刷発行
紙風船」「支度」「夕方の三十分」......詩の作者として国語の教科書に度々あらわれる黒田三郎 (1919-1980) 。 平易で、親しみやすく、温もりが感じられる言葉で綴られる数々の詩は、その美しさを子どもたちに伝えます。本書は1960 年に昭森社より刊行され、 現代詩史に燦然と輝く一冊でありながらも長らく絶版となっていた詩集で、2015年に夏葉社によって、できるかぎり当時の形のまま復刻された一冊。 父親と3歳の娘の日々を描いた12篇はどれもあたたかくいつまでも心に残ります。装画は娘のユリさんによるもので、解説を記したのは荻原魚雷。戻ってこないあの時代のノスタルジィではあるけれど、親娘の関係っていつの時代も変わらないのだなと思わせてくれる。しみじみと味わってほしい。





