猫と悪魔|絵本で広がる世界文学
¥1,600
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著者:ジェイムズ・ジョイス , 訳者:のどまる堂 , 画:米増由香 / 発行:のどまる堂 / A5判(210mm×148mm)/ 64P / ソフトカバー / 2024年 5月発行
長らく絶版となっていたジェイムズ・ジョイスの名作『猫と悪魔』が38年振りに復刊。ジョイスが、4歳の孫、スティーヴンに宛てた手紙をもとにして書かれた『猫と悪魔』は1964年にカナダからリチャード・アーダスの挿絵で絵本となって出版されたのち各国に広まり、日本ではジェラルド・ローズの挿絵の英国版が、丸谷才一の翻訳で1976年に刊行されました。
新しく出た本書は二部構成となっており、第一部は、イラストレーターの米増由香さんの挿絵で物語がつづられ、第二部は、原文・訳文から読み解くジェイムズ・ジョイスの人となりや作風を解説していきます。
20世紀を代表するモダニズム文学作家であるジェイムズ・ジョイスの名作を本作でお楽しみください。
*James Joyce(ジェイムズ・ジョイス)
1882年にアイルランドのダブリンに生まれる。
主な著書に『ダブリン市民』、『若き芸術家の肖像』、『ユリシーズ』、『フィネガンズ・ウェイク』などがあり、20世紀を代表する作家のひとりと言われている。
1941年死去。