わたくしがYES|松橋裕一郎(著者サイン本)
¥2,200
SOLD OUT
著者:松橋裕一郎(少年アヤ), デザイン:藤田裕美 / 出版社:rn press / 四六判(188mm×129mm)/ 344P / ソフトカバー(ブックジャケットなし , 三方小口染め) / 2024年 10月発行
胸に手を当てる。
ほのおがちいさく、
だけどたしかに燃えている。
わたしは最高。
だから あなたも最高。(本文より)
ちいさいけどおおきくて おおきいけどちいさい、 わたしたちの「いのち」について、 少年アヤが本名である「松橋裕一郎」として 初めて書き下ろした「存在」の記録──。
高校時代から「少年アヤ」を名乗り、19歳で“オカマ“と自称して24歳でやめ、20代で同性のパートナーと生活を始め、30代でノンバイナリーを自認した著者。本書はをその自分の存在をつねに問いながら生きてきた少年アヤが、祖父が亡くなるまでの1カ月間、恋人と家族、戦争といのちに向き合った記録をまとめた一冊です。
*松橋裕一郎(まつはし・ゆういちろう)
1989年生まれ。エッセイスト。著書に『尼のような子』(祥伝社)、『焦心日記』(河出書房新社)、『果てしのない世界め』(平凡社)、『ぼくは本当にいるのさ』(河出書房新社)、『なまものを生きる』(双葉社)、『ぼくの宝ばこ』(講談社)、『ぼくをくるむ人生から、にげないでみた1年の記録』(双葉社)、『うまのこと』(光村図書)。高校生のころに「少年アヤ」と名乗りはじめる。エッセイストととして10年間活動し、本書が初めての本名名義の書籍となる。