本とねこと青い自転車|辻山良雄(購入特典付き)
¥2,200
著者:辻山良雄 , 装画:坂本千明 , 編集+造本 丹治史彦、井上美佳(信陽堂編集室)/ 発行:信陽堂 / 四六変型判(173mm×130mm×15mm) / 208P / ハードカバー(ブックジャケットなし)/ 2026年8月発行 / 購入特典:表紙の絵柄を活版印刷したポストカード
それまでずっと忘れていたが、
世界はいつでも
はじめて触れるものにあふれている。
日常の埃が堆積し、
開かなくなっていた扉がすこしだけ開いて、
そのあいだから光が差しこんできた。
──(「ねこのひかり」より)
神戸で育った少年のころ、大学時代に過ごした早稲田近辺のこと、人生で出会ったさまざまな本、そして猫たち──。2026年で開店10年を迎えた東京・荻窪の本屋Title店主・辻山良雄さんの薄明の日々のなかで、光を拾いあつめるように書かれた随筆集。表紙のサックスブルーは「本屋Title」の看板の色であり、著者の思い入れがあるカラー。文章と響き合う静謐なイラストは坂本千明によるもの。収録された28篇はどこまでも清々しい。
*辻山良雄(つじやま・よしお)
本屋Title店主。兵庫県神戸市生まれ。書店勤務ののち独立し、2016年1月東京・荻窪に新刊書店とカフェとギャラリーの店「本屋Title」を開く。書評やエッセイなどの執筆、ブックセレクションの仕事も行う。著作に『本屋、はじめました』(苦楽堂・ちくま文庫)、『365日のほん』(河出書房新社)、『小さな声、光る棚』(幻冬舎)、『しぶとい十人の本屋』(朝日出版社)、画家のnakabanとの共著に『ことばの生まれる景色』(ナナロク社)がある。









