昔の会社員はどうやって仕事していたのか? vol.1
¥800
著者:平田 提(文・装画) / 発行:DIY BOOKS / A5判(210mm × 150mm)/ 32P / ソフトカバー(ブックジャケットなし)/ 2025年9月 初版発行 , 2026年 2月 第5版発行
5歳の長男と日曜日にアニメ『サザエさん』を観ていた。孫のタラちゃんからの電話を波平が会社で受けるシーン。波平は電話をしながら鉛筆を持ち、ノートに何かを書いている。机には電話とノート以外ほとんどモノがない。「昔の会社員はどうやって仕事をしていたのか?」と疑問が湧いた。パソコンもインターネットもなしに……。
『サザエさん』原作の時代設定は1945~1960年代ぐらいで、アニメ版も1980年代でほとんど風俗の変化が止まったような描写になっている(アニメ公式としては、常に「現代」を描いているようで、たまに携帯電話やスカイツリーが登場したりはする)。
僕がこんな疑問を抱いたのは「パソコンやネットを使ってやることだけが仕事なのだろうか?」と最近思うところがあったから。デジタル疲れもしている。Slackやチャットワークの連絡はひっきりなしにくるし、タスク管理ツールでボールがぽんぽん投げられる。
自宅でも仕事ができてしまうから、ついつい終業後にもチャットをのぞいてしまうこともある。
そんなデジタルやリモートやSaaS、自動化された仕事にもデジタル化される前の「大元」があるはずだ。
──(「はじめに」より)
本書は、あの時代の会社員はいかにして仕事をしていたのだろう?という著者の疑問に端を発し、当時の会社員に仕事体験を振り返ってもらい、聞き取ってまとめたもの。
Vol.1は繊維メーカーに勤めていた伯父さんに聞いたお話。
*平田 提(ひらた・だい)
1983年、秋田県生まれ。文筆家・ウェブ編集者。株式会社TOGL代表取締役。
2023年より兵庫県尼崎市武庫元町で「つくれる本屋」DIY BOOKSを開店。
ライターとして主にウェブ媒体に寄稿する傍ら、ZINEづくりを2010年ごろからスタート。編集やスクール事業を通して、企業のコミュニケーションや個人のZINE制作など表現のサポートを行っている。著書に『木ひっこぬいてたら、家もらった。』(同社発行)など。





