映画雑誌 南海 第6号|映画と、わたしの心が還る場所――『キムズビデオ』とVHSのゆくえ
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編集・ブックデザイン:桜井雄一郎 / 発行:ロウバジェット / A5変型判(203mm×119mm)/ 128P / ソフトカバー(ペーパーバック) / 2025年 8月発行
誰かにとってそれが黄金だったとしても、誰かにとってそれは単なるゴミでしかない──。
かつてニューヨークのイースト・ヴィレッジにあった伝説のレンタルビデオ店、キムズ・ビデオ。膨大なレアビデオ・コレクションに加え、カルト作品のラインナップが顧客に受けたことで一世を風靡した。しかしながら、時代はDVDを経て映像配信へと移り変わり、2008年には惜しまれつつ閉店へと追い込まれる。本誌は、店を閉じてからのビデオコレクションの行方を辿る内容の映画『キムズビデオ』のパンフレットも兼ねた極上のガイド本。映画に出てくるビデオ紹介や監督へのインタビュー、評論家のコラムなどとにかく熱い、映画とビデオラヴァー必読の一冊です。
【寄稿】
柳下毅一郎(映画評論家)
福井健策(弁護士/ニューヨーク州弁護士)
石原香絵(NPO法人映画保存協会代表)
Murderous Ink(映画研究家)
【インタビュー】
アシュレイ・セイビン、デイヴィッド・レッドモン(『キムズビデオ』監督)
【フォトギャラリー】
キムズ・ビデオのコレクションから
『キムズビデオ』をコレクションする――本篇登場作品のVHS
召喚された“映画の亡霊”たち
【記事】
『キムズビデオ』に登場する映画作品ガイド
アートと犯罪のニューヨーク映画
巧みに引用される貴重な映像作品群
映画人としてのキム・ヨンマン ほか