うさぎまでのおさらい【特装版】|井上奈奈(著者サイン本)
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著者:井上奈奈 / 発行:ビーナイス / A5変型判(216mm×128mm)/ 22P / ハードカバー (ドイツ装・しっぽ付きスリーブケース入り)/ 2025年7月発行
※特装版は通常版と異なる赤の箔押し表紙に、しっぽ付きのスリーブケース入り。
きみとわたしのさかいめはどこだろう──。
うさぎは なみだを なくしてしまった おんなのこの かわりに
あかいめに ぴったりの なみだを ながしてあげました。
2018年ドイツにて開催された「世界で最も美しい本コンクール」
にて銀賞を受賞し、話題となった絵本『くままでのおさらい』。
そのスピンオフ作品の位置付けとして制作された『うさぎまでのおさらい』は、リトルプレスという特性上、限られた人のみが知り得る作品となっていました。この度、テキストと絵を加筆修正し、職人たちの手によって著者の拘りを具現化したハードカバーで新たに刊行。
大きな耳を持つうさぎの仕事は、誰かのお話を聞いてあげること。
毎日いろんな人たちがうさぎのもとにやってきます。
ある日、自分の心を失ってしまった女の子がおとずれて──。
切なくも美しい祈りのような物語。
*井上奈奈(いのうえ・なな)
作家。16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。
武蔵野美術大学卒業。
2018年に絵本『くままでのおさらい』特装版がドイツライプツィヒにて開催された「世界で最も美しい本コンクール」にて銀賞を受賞。2021年に作品集となる『星に絵本を繋ぐ』を刊行。2022年『PIHOTEK 北極を風と歩く』にて第28回日本絵本賞大賞受賞。他の代表作に、『ウラオモテヤマネコ』、『絵本を建てる』など。各地で本を作るワークショップを開催。本を建築と捉え、制作を続ける。