フィッシュ・アンド・チップスの歴史 —英国の食と移民
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著者:パニコス・パナイー , 訳者:栢木 清吾 / 出版社:創元社 / 四六判 /238 P / ソフトカバー / 2020年 9月発行
19世紀の英国に生まれ、20世紀前半には安くて栄養満点の日常食として労働者階級に広まったフィッシュ・アンド・チップス。村には必ず1軒はあるパブや、街の食堂、屋台などで手軽に味わえるファストフードだ。その魚の衣揚げの起源はユダヤの食文化にあり、揚げた細切りのジャガイモは、フランスに由来するという—。本書は、ディケンズやドイルなど英国文学ファンにも味わい深い、移民と階級社会を色濃く映しこんだ一冊。
フィッシュ・アンド・チップスには本場同様にモルトヴィネガーをじゃぶじゃぶかけ回して食べるのが好みです。お試しあれ。