ドアノーと音楽、パリ
¥2,400
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著者:ロベール・ドアノー / 出版社:小学館 / B6変型判(182×110×21mm) / 304P / ソフトカバー / 2021年 2月発行
パリを愛した写真家の「音楽」と「街角」がここに——。
フランスの写真家、ロベール・ドアノー(1912-1994)。パリの恋人たちのキスの場面を捉えた代表作「パリ市庁舎前のキス」は、あまりにも有名なショットだ。報道写真やファッション写真を主としていた彼だったが、フィールドとしていたパリを繰り返し散策し、撮影を重ねてきたなかで、自然と「音楽」も被写体として捉えるようになっていった。本書は、第二次世界大戦後の、つましいながらも音楽にあふれるパリの日常風景、セーヌ川左岸のサンジェルマン・デ・プレ地区を華やかにいろどった歌手や文化人、アーティストのスタジオ、パリ・オペラ座、チェロ奏者モーリス・バケとの交友・・・といった、パリの音楽シーンを切り撮った約170点からなる写真作品集。クレモンティーヌ・ドルディル氏、堀江敏幸氏による論考も収録した充実の一冊。
*2021年2月5日~3月31日Bunkamura/ザ・ミュージアム(東京・渋谷)、2021年10月23日~12月22日美術館「えき」KYOTOにて開催の展覧会「ドアノー/音楽/パリ」公式図録。