なないろのクリームソーダ(著者サイン本)
¥1,760
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作:難波里奈 , 絵:oyasmur / 出版社:ケンエレブックス / A4変型判 (216mm×216mm×9mm)/ 30P / ハードカバー / 2021年 11月発行 / 難波里奈さんとoyasmurさんのWサイン入り※絵本により描かれているイラストが異なりますことご了承ください。
しゅわしゅわ あまくて きれいで
おいしいのみもの なーんだ?
絵本『なないろのクリームソーダ』は、“純喫茶ブーム”の火付け役である純喫茶コレクション・難波里奈さんと、爽やかな色彩と透明感のあるイラストで人気のoyasmur(オヤスマー)が描く、“しゅわしゅわ、あま〜い" 夢の物語。舞台となるのは実在の純喫茶、やさしいマスターが迎えてくれる神保町の名店「さぼうる」。目移りするほど鮮やかなクリームソーダに迷いに迷った女の子が選んだ色は?
いくつになっても心ときめく純喫茶のメニューと言えば、もちろんクリームソーダだ。松山は喫茶店が多い街なので、メニューの中にクリームソーダを見つけると嬉しくなってしまう。キリッと冷えた爽やかな炭酸水と甘いクリームの組み合わせは一気に飲むのが勿体無くて、少しずつ啜っていきながら味わいの変化を舌先で感じるのも楽しい。なによりも特徴的なのは色鮮やかなその見た目。定番はグリーンなのかなあ。お店によっては、赤、青、黄色と好みによって選ぶこともできて、まるで宝石を品定めしているような気分になれるのがいい。
クリームソーダは女子のもの、なんて決めるのはもったいない。乙女紳士たるもの、正装でクリームソーダを啜りたい。
さあ、今日はどの色を注文しようか——。
*難波 里奈 (なんば・りな)
東京喫茶店研究所二代目所長。日中は会社員、仕事帰りや休日にひたすら純喫茶を訪ねる日々。
「昭和」の影響を色濃く残すものたちに夢中になり、当時の文化遺産でもある純喫茶の空間を、日替わりの自分の部屋として楽しむようになる。近著に『純喫茶とあまいもの 京都編』(誠文堂新光社、2020年)など。
*oyasmur (オヤスマー)
イラストレーター。秋田出身。
美大在学中にハンドメイド雑貨の出店をきっかけに活動を始める。
書籍・雑誌の挿絵、広告、音楽アートワークなどで絵を描く。
日常はたまた夢の中に感じたさびしさやきらめきを描きとめている。