星に絵本を繋ぐ
¥2,200
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著者:井上奈奈 / 出版社:雷鳥社 / A5判変型(220mm×110mm×14mm)/ 144P / ハードカバー / 2021年 10月発行
本書は絵本を作るという行為が繋いでくれた「世界」についての話であり、「美しさ」についての話であり、「絵本を作ってみませんか」というお誘いの本でもあります。
------「はじめに」より
ドイツ・ライプチヒにて開催された「世界で最も美しい本コンクール2018」で銀賞を受賞した『くままでのおさらい(特装版)』など芸術性の高い絵本を創作し続ける作家・井上奈奈が書き下ろす、「絵本」以外では初となる著書。これまで制作してきた絵本の制作ストーリーや細かな拘りポイントを紹介する1章「作品集」、井上さんの普段の絵本の作り方・考え方を工程ごとに丁寧に文章化した2章「絵本を作るときに大切にしている10のこと」、井上さんが講師を務めるワークショップを追体験できる3章「絵本創作ワークショップ」と、読み応えのある3章構成。
本書は井上奈奈の作品集であり、制作への想いを綴った一冊。マティスブルー、ページを這う蟻、馬の尻尾を模したスピンなどブックデザインも秀逸。特別な仕様に様々な祈りをのせて、誰かの切実さに届きますように。
*井上奈奈 (いのうえ・なな)
作家、画家、時々選書。本に纏わる色々。京都府舞鶴市生まれ、東京都在住。16歳のとき、単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。国内外での個展やアートフェアにて作品発表を続け、近年は絵本作品を発表。2017年には著作の絵本『ウラオモテヤマネコ』『くままでのおさらい』の二作品が舞台化。2018年、絵本『くままでのおさらい』特装版がドイツライプツィヒにて開催された『世界で最も美しい本コンクール』にて銀賞を受賞。http://www.nana-works.com/
愛猫はハチワレ猫のキリ。