中銀カプセルスタイル 最後の記録
¥3,850
SOLD OUT
編者:中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト / 出版社:草思社 / A4判変型(198mm×220mm×19mm)/ 204P / ソフトカバー / 2022年 3月発行
東京の銀座の一隅に、当時思い描かれていた未来都市のプロトタイプとして、黒川紀章の設計で建設された中銀カプセルタワービル。カプセルは2 5年に一度のサイクルで交換することで、2 0 0 年間その姿を維持するというコンセプトでつくられたのだが、ついに一度も交換されることはなかった——。本書は、1 9 7 2年の竣工から5 0年の時を経て解体される、日本屈指の名建築の最後の姿を記録する決定版。1 1 4カプセルのこれまで見ることのできなかった内部を撮り下ろした写真が4 0 0以上。それに加え、実測図面と論考を収録した大充実の一冊。
*中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト
代表・前田達之。1967年、東京生まれ。中銀カプセルタワービルの保存と再生を目的に、2014年にオーナーや住人とプロジェクトを結成。見学会の開催や取材・撮影等のサポートを行う。編著書に『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟』(2015年、青月社)『中銀カプセルスタイル 20人の物語で見る誰も知らないカプセルタワー』(2020 年、草思社)などがある。 プロデューサー・菅井隆史。1992年、東京生まれ横浜育ち。オフィスの空間デザイナーとして勤務しながら、プロジェクトに参画。編著書に『黒川紀章のメタボリズム思想と中銀カプセルタワービルの現状』(2014年、日本建築学会学術講演会)『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟』(2015 年、青月社)がある。