沖縄島料理 食と暮らしの記録と記憶
¥2,090
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監修・写真:岡本尚文 , 文:たまきまさみ / 出版社:トゥーヴァージンズ / A5判(210mm×148mm×14mm) / 192P / ソフトカバー / 2021年 10月発行
異国との交流、気候風土、古くから息づく風習や思想、社会情勢 ───
めまぐるしく変化する時代のなかで、独自の食文化を形づくってきた「沖縄の料理」。食をまかなう人々は何を思い、何を信じ、「食」と向き合ってきたのだろうか。
沖縄の本土復帰から50年を迎える2022年。暮らしと密接に関わる「食」を通して沖縄の戦前・戦後の歴史をたどるとともに、人々の歩みを記録する。伝統文化の真髄を伝える琉球料理店、どこまでもこだわりつづける沖縄そば屋、流れるような所作から生まれる首里の豆腐店、戦後米兵向けのレストランからスタートしたステーキハウス、コザの町の移ろいを知るタコス店など、10軒のインタビューを収録したほか、本島北部から南部まで、地域に根ざす料理店・場所全42軒を取材し、食に関わる人々の話も収録。
思わずお腹が空いてくるさまざまな料理と聞き書きの生活史から沖縄を知る、新たな視点の一冊。