著者：十文字 美信 / 出版社：求龍堂 / B5変型判（240mm×180mm×45mm） / 519P（図版点数272点）/ ソフトカバー / 2007年 12月発行 / 初版 / USED（状態：B−）帯付、カバー擦れ･ヤケ大、本体 経年並み

この時も僕は、写真というのは本当に一回限りだなあと思った。
この時のこの瞬間は二度と見ることはできない。
当たり前だと思われるかもしれないが、当たり前を自分で体験してみると、新しい感激が生まれるのだ。──（本書より ）

写真家として今もなお作品を発表し続ける十文字美信のバケモノざまを堪能する最高濃度の写真集。本書は、十文字が写真を撮り始めた20歳から2007年に還暦を迎えた60歳までの作品を回顧的にまとめたもので、未発表作品も含んだ一冊。MOMAに展示された処女作『首なし』、「暴力写真家」と冠されたグラビア・ヌード、二十代の未発表作品から伝説的実験の数々、最新作まで272点、初の大集成。

写真／十文字美信
収録／著者書き下ろし「見えないものについて」