著者：皆川明 , AD：葛西薫 / 出版社：つるとはな / B6判横型（厚み：40mm）/ 函入り2巻組み（344P +328P）/ ソフトカバー / 2022年 4月発行

ミナペルホネンの創業デザイナーである皆川明の初めての画集。2016年1月から2017年2月まで日本経済新聞に連載された川上弘美の長篇小説「森へ行きましょう」に掲載されたカラー挿絵全点と、朝日新聞の「日曜に想う」欄のために描かれたモノクロ挿画のうち、2021年12月までの全点を合わせた630点を2巻に分けて収録。横開きのページに1点の絵というシンプルな構成で、表と裏にあらたに描いたオリジナルの絵をあしらった函入りの仕様となっています。アートディレクションは、「つづく展」のグラフィック・デザインを担当した葛西薫。また、皆川明が絵を描く際の心理、画材、本業であるファッションデザインとの関係について、作家の松家仁之がインタビューを敢行し、16ページにも渡って興味深い内容がまとめられています。