しあわせしりとり
¥1,650
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著者:益田ミリ , 装丁:大島依提亜 / 出版社:ミシマ社 / 四六判変型(178mm×128mm) / 197P / ソフトカバー / 2019年4月発行
「しあわせは、つながっていく!
子供の頃の思い出、見ることのない未来、こぼれ落ちる日々… あんなこと、こんなことが、しりとりのように連鎖する」
朝日新聞連載「オトナになった女子たちへ」に加筆・修正したエッセイと 3本の書き下ろしを収録した、とっておきのエッセイ集。
友人らとしりとりをしながら歩いた。
しあわせなものしか言ってはいけない、名づけて「しあわせしりとり」である。
いろいろ出てきた。
「すいか」 と言った人もいた。(略)
その後、めりーごーらんど、どなるどだっく、くりすます、としあわせしりとりはつづき、この先の公園の桜がきれいだから寄っていこうよと、さらに歩いた。
いやな予感がしたた──「しりとり散歩」より
*益田ミリ(ますだ・みり)
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に、『しあわせしりとり』『今日の人生』『今日の人生2 世界がどんなに変わっても』『ほしいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』(以上、ミシマ社)、『すーちゃん』(幻冬舎)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『マリコ、うまくいくよ』(新潮社)、『こはる日記』(KADOKAWA)、『永遠のおでかけ』(毎日新聞出版)、『僕の姉ちゃん』(マガジンハウス)、『小さいわたし』(ポプラ社)、『お茶の時間』(講談社)、『泣き虫チエコさん』(集英社)、『小さいコトが気になります』(筑摩書房)など。共著に絵本『はやくはやくっていわないで』、2コマ漫画『今日のガッちゃん』(以上、平澤一平・絵、ミシマ社)などがある。