王さまのお菓子
¥1,650
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著者:石井睦美 , イラスト:くらはしれい , 協力:藤森二郎(ビゴの店)・大森由紀子(フランス菓子・料理研究家) / 出版社:世界文化社 / A4判変型(266mm×207mm) / 32P / ハードカバー / 2022年 4月発行
「ガレット・デ・ロワ(王さまのお菓子」)──それは、しあわせのお菓子。大切な誰かを想う、めぐりゆく優しさを描いた物語。
フランスの新年は「ガレット・デ・ロワ」で祝う。日本で言うお雑煮やおせち料理のような位置付けなのかなあと思っていたのだが、1月6日の「公現祭」(エピファニー:Epiphanie)をお祝いして食べるお菓子とされていて、奥ゆかしさと華やかさをあわせもつ儀式のようだ。「ガレット・デ・ロワ」の中には「フェーヴ」(Fève)と呼ばれる陶器でできた豆粒ほどのサイズの人形が仕込まれている。切り分けた後は皆の口へ──。人形が入っていれば当たりとなり、王様(王妃様)として王冠をかぶって皆から祝福されるというわけ。
絵本の帯は王冠に早変わり。王さまや女王さまになって遊ぶことができます。子どもから大人まで楽しめる、贈り物にもぴったりの一冊です。