作：羽仁 進 , 絵：堀内誠一 , ブックデザイン：漆原悠一（tento） / 出版社：主婦の友社 / A4判（304mm× 217mm×10mm）/ 32P / ハードカバー / 2023年 2月発行

映画監督の羽仁 進とグラフィックデザイナー＆絵本作家の堀内誠一。
1950年代から第一線で活躍し、流行や時代を牽引したふたりが唯一残した、奇跡のような絵本が発売されたのが、1973年のこと。それから50年の歳月を経て、2023年に増補改訂版としてこの名作が待望の復刻。
堀内誠一さんの絵はアクリル絵具を使い、鮮やかな筆跡で子どもが初めて出会った動物との交流を愉しく生き生きと描いています。「堀内誠一さんの描く絵には、夢がある。夢のなかで、ふくらんでいくような絵だと思います」と今年94歳になった羽仁氏は言う。「50年ぶりの復刻は、本当にうれしいです。堀内さんも、絵本の関係者もみんな、夢見るタイプの人間じゃないかな」ぼくのひみつを先生と仲間で分かち合う、心あたたまる、夢のようなストーリーをお楽しみください。