プンスカジャム
¥1,210
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著者:くどうれいん , イラスト:くりはらたかし / 出版社:福音館書店 / A5判変型(216mm×153mm×12mm) / 64P / ハードカバー / 2021年 9月発行
「あなたのプンスカ、ジャムにします」
友だちのタニくんに遊ぶ約束をすっぽかされて怒り心頭のハルくん。プンスカしているハルくんの前に不思議な車があらわれて、あぐりと名乗るおばあさんとジャムをつくることになるのですが……。
ZINEでありながら当店でも異例の売上を記録した『わたしを空腹にしないほうがいい』など、短歌やエッセイ、小説で活躍の場を広げている森岡在住の歌人、くどうれいんさん初の創作童話。「プンスカプンスコホニホニプクク!」リズム感のある文体は彼女ならでは。自身の過去を振り返りながら、"怒り"という感情にあらためて向き合って綴った物語は、大切な人を想う気持ちが湧き上がってくる一冊です。
*くどうれいん
1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。作家。著書にエッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)『うたうおばけ』(書肆侃侃房)。歌集『水中で口笛』(左右社)。2021年7月に、第165回芥川賞候補作『氷柱の声』(講談社)がある。
*くりはらたかし
1977年東京生まれ。1999年「アナホルヒトビト」でアフタヌーン四季大賞を受賞し、マンガ家としてデビュー。その後、アニメーション、イラストレーション、絵本とジャンルを広げ、独自の世界を展開している。マンガに、『ツノ病』『ラッキーボギー』『隊長と私』(以上、青林工藝舎)『新版 冬のUFO・夏の怪獣』(ナナロク社)、絵本に、『たんぽぽふうたろうと7ふしぎ』(小学館)『とおくにいるからだよ』(教育画劇)『これなんなん?』(くもん出版)『ゲナポッポ』(白泉社)などがある。