センス・オブ・ワンダー
¥1,980
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著者:レイチェル・カーソン , 訳者:森田真生 , 装画・挿画:西村ツチカ / 出版社:筑摩書房 / 四六判(188mm×128mm)/ 184P / ハードカバー / 2024年 3月発行
先駆的に化学物質による環境汚染を訴え、今に続く環境学の嚆矢ともなった『沈黙の春』の著者にして科学者であるレイチェル・カーソン。そのカーソンの最後に遺した未完の作品を独立研究者の森田真生が新訳し、その続きを「僕たちの『センス・オブ・ワンダー』」として書き継ぐ──。
カーソンが残した問いかけに応答しつつ、70年後の今を生きる森田の問題意識に基づいた、新しい読み解き、新しい人間像の模索を行う一冊。
*レイチェル・カーソン
1907-64。アメリカの生物学者。
研究の傍ら、大ベストセラー作家に。1962年公害問題を『沈黙の春』で厳しく告発、環境問題の嚆矢となる。『センス・オブ・ワンダー』は1956年に雑誌発表、未完のままに死後単行本化された。ほか著書に『潮風の下で』『われらをめぐる海』『海辺』などがある。
*森田 真生(もりた・まさお)
1985年生まれ。独立研究者。
京都を拠点に研究・執筆の傍ら、ライブ活動を行っている。著書に『数学する身体』で小林秀雄賞受賞、『計算する生命』で第10回 河合隼雄学芸賞 受賞、ほかに『偶然の散歩』『僕たちはどう生きるのか』『数学の贈り物』『アリになった数学者』『数学する人生』などがある。