Noy's Magical Sounds(ノイズ・マジカル・サウンズ)
¥2,200
著者:Caffeine House(カフェインハウス) , デザイン:太田明日香 , 編集:堀部篤史解説:小田晶房(handsaw press)/ 発行:誠光社 / 四六判(187mm×128mm×21mm) / 328P(コデックス装・縦開き)/ ソフトカバー(ブックジャケットなし)/ 2026年 4月20日発行
音楽スタジオ兼 印刷工房を備えるコミュニティスペースに住まう小学生のノイ。学校をサボって無気力に過ごしていた彼だったが、魔法のアンプに誘われ、気の合うメンバーと出会ってバンドを結成する。演奏できる会場探しに奔走し、曲作りに励んだ後はレコードづくり。告知用に刷り上げたフライヤーを元に仲間の手を借りて宣伝してしていよいよライブ開催に漕ぎ着ける──。お決まりのプラットフォームにとらわれず、知恵を絞り、耳を澄まし、自らの手を動かすことでひとつひとつの課題をクリアしていく道程は、さながら鏡の国ならぬ“DIYの国のアリス”のよう。ささやかな自己表現やスモール・コミュニティの在り様は、かくもクールで熱いのだ。
各所にコラムページをはさみ、作品中に登場する、リソグラフやレコードプレス、フィールドレコーディングに機材の数々など、音楽を巡るDIYに関するコラムページも満載。
ブックデザインは絵の細部まで見ることができるように紙面を大きく使い、180°開くことができるコデックス装を採用。本をタテにパタンと開いて下から上へとページをめくりながら読み進めていく読書体験は新鮮。詳細なディティールへの拘りに満ちた描き込みとストーリーに共感すること必至のグラフィック・ノベルをとことん味わってほしい。













