distance|井手祐介
¥8,800
写真:井手裕介 , デザイン:Xiaojun Shi , 寄稿:鈴木理策 , プリンティングディレクター:篠澤篤史(サンエムカラー) / 発行:井手裕介 / 250m × 200mm / 112P / クロス装・ホローバック製本・ハードカバー / 2025年12月発行
編集者として活動してきた井手裕介が、2020年に写真制作を開始して以降、継続的に取り組んできた視覚的な記録をまとめた初の写真集。
コロナ禍の際、新型コロナウイルス感染による嗅覚喪失という経験を契機に、知覚そのものへの疑念と関心が強まり、あらためて見る=視るということを考え直すきっかけとなったという。
井手が手にしたのは半世紀も前に作られたカメラ。身の回りの風景や出来事を、物理的、精神的にも距離を取りながら切り撮り、暗室で時間をかけてフィルムに定着させた。
そうして生まれた写真は、お定まりの意味を持たせたり結論に収束させることなく、本書の紙面に静かに並置することとなる。本書は、編集という職に携わって培った「見る・選ぶ・配置する」感覚が際立って、世界との距離を測り直す試みとして本書全体のアトモスフィアを構成している。
*井手裕介(Yusuke Ide)
1992 年生まれ。編集者としての活動と並行し、カメラを通した記録、知覚の探究に取り組む。
Instagram @ide_yus
*鈴木理策(Risaku Suzuki)※寄稿
1963 年和歌山県生まれ。写真というメディアの本質を批評的に問い続け、長年にわたり日本の写
真界を牽引してきた作家の一人。風景・場所・知覚をめぐる一貫した探究は、同時代の写真表現
に大きな影響を与えている。
https://risakusuzuki.com/en/



























