『室内室外 しつないしつがい』大竹昭子 短文集

¥990

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著者:大竹 昭子 , 編集協力:大林えり子(ポポタム), 装幀:横山 雄+大橋悠治(BOOTLEG),
表紙・挿画:工藤夏海 / 発行所:カタリココ文庫 / 文庫判 / 80P / ソフトカバー(ペーパーバック) / 2020年 7月発行

作家の大竹昭子さんが、「PAPERSKY」に連載した原稿に改稿を加え再構成。雑誌からも想像される通り、全体は街歩きエッセイなのですが、過去の記憶と現在の街並みが絡み合い、自粛の時期に否が応でも考えざるを得なかった室内/室外の境目を行き来するような作品集となっています。

<カタリココ文庫>新刊のお知らせ
昨年、創刊した<カタリココ文庫>はさいわいにも大好評をいただき、個人出版の可能性に大いに期待をもちました。
本年はそれをさらに充実すべく、「対談シリーズ」に加えて「散文シリーズ」をはじめます。
「散文シリーズ」の第一弾は、大竹昭子短文集『室内室外 しつない』です。 
著者の大竹昭子は、自作の間取りから物語をつむいだ『間取りと妄想』の著作で知られるように、空間への関心が高く、室内と室外のちがいを幼少のころから意識してきたと言います。
「室内」とは具体的な空間を指すのみならず、想像や妄想を生み出し、記憶の貯蔵庫を含む存在であり、対する「室外」は体の外にあって自己の内側に絶えず働きかけてくる外界を象徴します。 
12の短編は身近なエピソードからはじまりますが、どれも小さな謎が埋め込まれていて、ミステリーのような味わいがあります。また、小説かエッセイかという枠組みを超えて別の時空間へと飛躍する手法は、彼女の代表作『図鑑少年』の延長上にあり、読者を架空の「室内」へと誘うでしょう。
生命エネルギーは「室内」と「室外」の往還により支えられているという認識は、彼女のすべての著作に通底します。外出自粛令が出で、だれもがそのことを意識せざるを得なかった2020年のいま、本書のテーマはより多くの読者にシンパシーをもって受けとめられるものと思います。
<カタリココ文庫>に、ぜひご注目いただければさいわいです。         

カタリココ文庫編集部

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