超二流の写真家 『センチメンタルな旅』から五十年を生きる荒木経惟
¥990
SOLD OUT
著者:大竹昭子 , 編集協力:大林えり子(ポポタム), 装幀:横山 雄+大橋悠治(BOOTLEG), 写真提供 アートスペースAM、タカ・イシイギャラリー / 発行所:カタリココ文庫 / 文庫判 / 80P / ソフトカバー(ペーパーバック) / 2021年 5月25日発行※荒木経惟の81歳の誕生日
作家、文筆家として知られる大竹昭子のレーベルカタリココ文庫の散文シリーズ。本書は『新潮』二〇一六年十一月号に発表した「アラーキー」に加筆・修正し、オフトークを加えて再構成したもの。副題に「『センチメンタルな旅』から五十年を生きる荒木経惟」とあるように、荒木経惟の写真の神髄を『センチメンタルな旅』から説きおこしていくという内容です。タイトルの「超二流」という言葉は、かつて著者がおこなったインタビューのなかで、彼が自分について述べたもの。芸術は自己表現だが、写真表現は相手を写しだすものだから「二流」だという意味だそう。「荒木経惟「ARAKI」展示風景 ギメ東洋美術館(パリ)」の展示の様子なども収録した充実の一冊。