ヨーロッパ退屈日記
¥3,630
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著者:伊丹十三 / 出版社:文芸春秋 / B6判 (190mm×130mm×17mm)/ 260P / ソフトカバー / 1974年発行 新装版 / USED(状態:B-)*カバー汚れ・背焼け・縁ヨレ、三方小口にシミ、本体にも経年に伴う汚れがありますが、年代としては概ね良好。
松山にも所縁のある伊丹十三の処女作にして代表作ともなった『ヨーロッパ退屈日記』(1965年)。伊丹十三は20代の後半に、映画出演のため長期に渡って欧州に滞在した。そこで見聞きしたものを原稿にまとめ、壽屋(現在のサントリー)のPR誌『洋酒天国』で発表した。好評を博した記事は、月刊誌『婦人画報』誌上で約2年に渡って連載を続け、最終的に書き下ろしを含めて書籍として刊行。ユーモアとウィットに富んだ独特の文体は、それまでの文学としての随筆とは違う”エッセイ”として受け入れられた。本書はポケット文春(新書シリーズ)を経て判型も単行本サイズとなった新装版。汚れてしまう大人になる前に一度は読むべきエバーグリーンな一冊です。