著者：岩本慎史 , 写真：安彦幸枝 / 出版社：大福書林 / A5判（215mm×155mm） / 160P , オールカラー / ハードカバー / 2023年 9月発行

当店でも好評を博した岩本慎史さんの自費出版「ANIMALS FROM OAXACA」が商業出版として待望のリリース。伝統工芸というにはまだ新しい、1950年代にメキシコ・オアハカ州で一人の男がはじめた動物の木彫りにミッドセンチュリーを代表するデザイナー、アレキサンダー・ジラードが早くから注目した。今ではメキシコを代表する工芸品となったOaxcan Wood Carvingの初期の魅力を、安彦幸枝の写真で紹介する。紙面には日本で有数と思われる著者のオアハカン・ウッドカーヴィング・コレクション以外に、堀内誠一や濱田庄司、柳宗理、柚木沙弥郎らの蒐集品など、総勢130以上のおおらかな動物たちが集結。中米・カリブ海の文化を研究し、オアハカに木彫りを学ぶために滞在留学経験をもつ冨田晃氏の解説も付した民藝アートブックです。