台所珈琲の手びき
¥660
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文:大石康平 , 絵:大石優衣 / 発行:余白珈琲 / A5判(210mm×148mm)/ 40P / ソフトカバー(無線綴じ) / 2023年 9月発行
コーヒーを淹れることは、ほんとうに「ちょっとしたこと」です。(...…)ささやかなこと、ちっぽけなこと、なんでもないこと、平凡なこと、すごくないこと、誰にでもできること。そのような行為だからこそ、人と人との間に、この世の中のさまざまなすき間に、するりするりと入っていくのです──(「おわりに」より)
兵庫で自家焙煎豆屋「余白珈琲」をご夫婦で営む大石さんによる、生活のなかで愉しむコーヒーの手びき書。
「憧れ」と「虚しさ」のあいだで、「愛おしさ」に揺られながら。降っても晴れても、自分でつくる今日の味。数学の公式のようなレシピを、ただただ載せていくだけでなく、その周辺の流れを描くことで、自分でレシピをつくることができるようなものを意識して編まれた、肩肘張らず淹れられる珈琲入門に最適な一冊です。
〈目次〉
のれんを掲げる
(第一部)味わいを眺める/新鮮な豆を買う/好みの豆を買う/豆を常備する
/白湯を飲む
(第二部)調理を工夫する/おいしい味を引き出す/厄介な味と付き合う/味
をはかる/流れをはかる
コーヒー道具
ドリップの実演
おわりに