「浮遊」創刊号
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著者:近藤幽慶・他 / 発行:浮遊 / A5判(210mm × 148mm) / 48P / ソフトカバー(ペーパーバック) / 2024年 6月発行
言葉は詩の中にただ戯れるための道具となり果ててしまった。ただの道具ならどれほどよいか。刃として人を傷つけることをためらわないものさえ存在する。現代の我々は言葉と共存するために、言葉に抗っているともいえる。このままでは言葉の持つ美しさは廃れ、人の心は荒んでいく一方である──(近藤幽慶「巻頭言」より)
松山で俳句や詩を嗜む近藤幽慶を発起人とし、言葉による表現を追求する者たちが集って編まれた詩歌同人誌。
俳句・短歌・詩・和歌・漢詩が混然一体となって誌面を踊り、言葉の可能性を提示する一冊。題字は恵月、美しい鉛筆画による装画は古井フラが担当。
【寄稿者】
近藤幽慶(こんどう ゆうけい) 俳句・詩・和歌
鈴 谷 (すずや) 短歌
坂本梨帆(さかもと りほ) 俳句
草 笛 (くさぶえ) 短歌・詩
柊木快維(ひいらぎ かい) 俳句・短歌
楊明枳 (よう あかき) 俳句・漢詩
古井フラ(ふるい ふら) 詩