石垣りんの手帳

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著者:石垣りん , 取材・文・編集:織田 桂 , 執筆者:谷川俊太郎・関容子・高橋順子・田中和雄 , 写真:武藤奈緒美 , 装幀・レイアウト:櫻井久・中川あゆみ(櫻井事務所)/ 出版社:katsura books / 文庫判(148mm×98mm×23mm) / 424P・オールカラー / ハードカバー / 2025年 2月発行

戦後女流詩人の草分け的存在である石垣りん。
石垣りんの詩やエッセイはいつの時代も人々の心のひだに触れてくる。
本書は、南伊豆町町立図書館「石垣りん文学記念室」に所蔵される1957年の富士重工業製の手帳、1957年から1998年の間使用された日本興業銀行製などの手帳ページの複写を抜粋して編んだもの。
小さな手帳に鉛筆書きで几帳面にしたためられた、詩人直筆の日常の記録から、「社会詩」「生活詩」と謳われた詩作が生まれた背景を探る一冊。

【寄稿】
「石垣さん」谷川俊太郎   
「きっぱりと爽やかな詩人」 関容子 
「日記を書くこと、詩を書くこと」 高橋順子 
「石垣りんさんの遺言」 田中和雄


【目次より】
1974年1月1日(火)
晴天、10時起きる、年賀状252通 

1975年2月20日(木)本店人事部へゆく 10時定年退職の辞令 

1976年11月14日(日)
シブヤで谷川さんにあって西武で洋服みてもらってかう 

1977年2月21日(月)
誕生日、57才 岐阜県徳山村へ行く

1980年9月5日(金)
花神社大久保さんに会う 略歴500増刷の由

1988年11月28日(月)
1時青山葬場へ、草野心平さんを送る集り
「未来を祭れ」に出席

1991年5月19日(日)
午後シブヤへ出て茨木のり子さん夫君
17回忌で西村からメロン送る

1992年11月6日(金)
6スギ神楽坂・出版クラブへ行く、
「北村太郎・お別れの会」に出席

1995年1月17日(火)
午前5時46分、阪神大震災、
偶然6時少し前に目をさまし、ニューズで知る

石垣りんの愛用品
自作年賀状 
自作消しゴム印 
東京−石川台 定期券 1974
名刺

*石垣りん (いしがき・りん)
戦後女流詩人の代表的存在。東京府東京市赤坂区生まれ。
14歳で日本興業銀行に事務見習いとして就職。詩を次々と発表しながら定年まで勤め上げた。単行詩集に、『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』、『表札など』、『略歴』、『やさしい言葉』。代表作に「表札」。「断層」「歴程」同人。 第19回H氏賞、第12回田村俊子賞、第4回地球賞受賞。

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